先に結論
自分だけのカラオケ音源を作るには、AIによるボーカル分離ソフトを使います。Beltrをインストールして手持ちの曲を追加すると、パソコン上のAIが1〜2分でリードボーカルを取り除きます。曲がアップロードされることはありません。どんな曲でもボーカルを消せます。同期歌詞はLRCLIBに登録のある曲で表示されます。できあがった曲はテレビに映して歌うことも、カラオケ機器向けに書き出すこともできます。仕上がりは曲のミックスによって変わります。
5ステップでカラオケ音源を作る
Beltrをインストールする
Appleシリコン搭載のMac、Windows、Linux用のBeltrをダウンロードします。AIはご自身のパソコンで動くため、曲がサーバーにアップロードされることはありません。サブスクリプションではなく買い切りです。
手持ちの曲を追加する
お持ちのライブラリからMP3、FLAC、WAV、MP4を読み込みます。カタログに収録された曲だけ、という制限はありません。
AIにボーカルを消してもらう
パソコン上のAI(MDX-Net)が、リードボーカルと伴奏を1〜2分で分離します。Appleシリコンなら速く、CPUだけで処理する古めのPCでは長めにかかります。伴奏とボーカル、どちらのステムも手元に残ります。
歌詞を表示する
Beltrが歌詞データベースLRCLIBで歌詞を探します。登録のある曲なら、同期歌詞が曲に合わせて1行ずつハイライトされます。登録のない曲は、ご自身で歌詞を貼り付けるか読み込めます。単語ごとに光るハイライトは、現在のところ英語の曲が対象です。あわせてBeltrは採点用に音程を解析し、曲のキーも読み取ります。
テレビで歌う、または書き出す
曲をテレビに映し、ゲストにはスマホをリモコンやマイクにして参加してもらいます。完成した音源を、カラオケ機器向けにMP3+G、CDG、
.karで書き出すこともできます。
実際、どこまできれいに作れるのか
AIによる分離は、ステレオの中央にある音をまとめて削る昔ながらの方法よりはるかにきれいで、録音の良い曲ならカラオケ音源がとてもクリアに仕上がることがあります。とはいえ魔法ではありません。音が幾重にも重なった曲、強く加工された曲、ローファイな音源は、すっきりしたスタジオ録音より分離が難しく、ボーカルがうっすら残って聞こえることがあります。ガイドとして、あえてボーカルを少し残すこともできます。ボーカルと伴奏のフェーダーは、再生中でもそのまま動かせます。最初の5曲は無料なので、支払いの前に、実際に歌いたい曲でカラオケ音源を作って確かめられます。
集まりの前にまとめて準備する
人が来る前に曲を用意しておくなら、まとめて予約しておきましょう。Beltrは1曲ずつ順番に処理し、それぞれの曲がいまどの段階にあるかを表示します。歌える状態になった曲から順に使えるので、残りの処理が続いていても始められます。準備済みの曲が最初から1曲入っているので、テレビとスマホの動作もすぐに確かめられます。自宅での楽しみ方は手持ちの曲で自宅カラオケを開くにまとめています。
音源を残す、ほかの機器で使う
Beltrで分離した曲には、両方のステムが残ります。伴奏だけが欲しい場合は、曲からボーカルを消す方法でその部分だけを説明しています。カラオケ機器をお持ちなら、MP3+G、CDG、.karで書き出せます。USBメモリのフォルダ構成からガイドボーカル入りのミックスまで、選べる内容はMP3+G書き出しガイド(英語)で説明しています。
自分のパソコンで作る理由
オンラインのカラオケ作成サービスの多くは、ファイルのアップロードと毎月の支払いを求めます。BeltrはAIを手元のパソコンで動かすので、曲がパソコンの外に出ることはなく、曲数の制限もなく、オフラインでも動き続けます。料金はUS$19.99の買い切りで、アカウント登録も要りません。定額制のカラオケサービスのように、毎月の料金がかかり続けることはありません。